2018年8月10日 のアーカイブ

『100年企業を見学、そして味わう』

10
8月

ウイスキー好きをこじらせた私は、蒸留所を見たくて日々ウズウズしておりました。
いったいどんな場所で、どのように造られているのか、
そんな時に耳にとびこんできたニュースに「広島でウイスキー生産を開始」とあるじゃないですか、
ということで・・・ さっそく見学を申込んだ次第です。
 
横川駅から電車にゆられて、ゆらゆら、、、目的地は県内なので近いもんですよ。
 
伺った先は 広島県廿日市市桜尾 にある、中国醸造さんの桜尾蒸留所でございます。
なんと今年で100周年を迎えるとのこと! すばらしい!! パチパチパチ
創業当時は合資会社で、東広島の酒造所の方々の合同出資ではじまったのだとか。
 
2021年の販売に向けて、広島県初のシングルモルトウイスキー商品化を目指しておられます。
シングルモルトとは、ひとつの蒸留所の原酒だけをブレンドして作られたウイスキーです。
それぞれの蒸留所の個性が全面にでるので、いわば看板商品ですね。
ウイスキーに魅了された人は避けては通れない、
いや、避けて通ってはいけない道です。 たぶん
 
 
これが一番見てみたかったポットスチルというものです。すごい迫力。。
新設したばかりで、まるで神殿のような空間でした。
設備には〇〇〇円かかるとか(汗)
 
原材料となるモルト(麦)で生成した麦汁を発酵、分解し
この機械で熱したり冷却したり、気化させたアルコールが原酒となり、それを樽に貯蔵、熟成するわけですね。
 
ですが、今回伺った中国醸造さんで今、空前絶後のヒット商品となっているのが
「ウイスキー」 ではなく 「ジン」、その名も 「桜尾ジン」 です!
なにがすごいって、このジンは、
ロサンゼルス・インターナショナル・スピリッツ・コンペティション2018(舌噛みそうですね)
最高金賞を受賞しています。 つまり世界一をとったわけです。
鑑評会でジンの最高金賞を日本が受賞するの初めてのこととか。
 
ジン造りにはかかせないという ボタニカル(植物)が並べられていました。
ここのストーリーもとても興味深いお話でしたが、とんでもない長編になるのでまたの機会に。
 
 
見学後に中国醸造さんから素敵なおもてなしをいただきました。※見学コースの内容によって異なります
ジントニックがとても美味しかったので大満足です。
 
残念なことに私はお酒に強くないのでたっぷりは飲めませんでしたが、
千鳥足ぎみで、なんとか無事に帰りました。
 
今週は管理本部が担当しました!